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丹後地酒まつり2016に参加!〈後編: スイーツと日本酒のマリアージュ〉

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

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引き続き丹後地酒まつりレポート。後編は「地酒✕スイーツ」を中心にお届けします。

地酒✕スイーツ

会場でスイーツ男子の私のアンテナにかかったのが、Kanabunプロデュースの**「地酒✕スイーツ」ブース**。体の中を電気が走って、残り1時間をすべてスイーツと日本酒のテイスティングに費やしました。全9ペアのうち7ペアしか地スティングできなかったのが悔やまれます。

最初に試したのが、「モンブランタルト」と「久美の浦 ひやおろし原酒 あき(熊野酒造)」

酒とスイーツの甘さのバランスが良く、まさかのパイ生地の塩味が酒に合いました。

モンブランタルト」と「久美の浦 ひやおろし原酒 あき(熊野酒造)」 丹後地酒まつり2016

**「たんたんサンド」と「特別純米 加佐一陽(池田酒造)」**の組み合わせは、お互いが香りと味を引き立てるいい関係。

たんたんサンドと「特別純米 加佐一陽」丹後地酒まつり2016

「丹後、スイーツ、日本酒」といったら、欠かせないのが伊根満開。**「桑の実ギモーブ」と「伊根満開(向井酒造)」**は
香りを楽しめる組み合わせでした。

「桑の実ギモーブ」と「伊根満開」丹後地酒まつり2016

キター!玉川Time Machine! **「ミルクもち」と「玉川 Time Machine 1712(木下酒造)」**は、ちょっと微妙かなと思ったけど、あることをやってみたらびっくりするほどおいしい体験が!

「ミルクもち」と「玉川 Time Machine 1712(木下酒造)」丹後地酒まつり2016

とても手の込んだ**「ほおずき風味 チーズケーキ」と「大江山 鬼退治原酒(谷口酒造)」**、ほおずきの色の美しさが良かったです。鬼退治原酒はケーキに負けない甘さでした。

「ほおずき風味 チーズケーキ」と「大江山 鬼退治原酒(谷口酒造)」丹後地酒まつり2016

**「フィナンシェショコラ」と「酒呑童子 京女 特別純米酒(ハクレイ酒造)」**も、香りを楽しめる組み合わせでした。

「フィナンシェショコラ」と「純米 京女(ハクレイ酒造)」丹後地酒まつり2016

**「栗のシロップ煮」と「丹後ガラシャの里(竹野酒造)」**は秋の味覚。ガラシャの里のキャラが立っていて、おもしろい組み合わせでした。

「栗のシロップ煮」と「ガラシャの里(竹野酒造)」

「地酒✕スイーツ」ブースは、お客さんがひっきりなし。店員さんの感じもよく、人気のブースでした。

地酒✕スイーツ 丹後地酒まつり2016

フィナーレは大音量で「〽酒が飲めるぞ!🎶」

イベント終了時間が近づくと、プロジェクターで年中行事のスライドとともに「酒が飲めるぞ」が大音量で流れはじめます。こんなベタなエンディングの日本酒イベントは始めてでした。楽しかった。

大音量で「酒が飲めるぞ」が。 丹後地酒まつり2016

向井酒造の杜氏さんとお話。伊根満開のソーダ割りの極意を教わる

イベント終了後、会場の外で向井酒造の向井久仁子杜氏とお話しする事ができました!

伊根満開のソーダ割りが好きだという話をすると、おいしいソーダ割りの方法を教えていただきました。
その極意は酢を加えるということ。宮津にある飯尾醸造の「はちみつ入り紅芋酢」がおすすめとのこと。

おすすめの配合は

伊根満開:紅芋酢:ソーダ = 6:1:3
あるいは
伊根満開:紅芋酢:ソーダ = 5:2:3

です!

ちなみに、酒蔵内部では伊根満開のことを「マンカイ」と呼ぶそうです。

おみやげのぼたもち・京丹後のおもてなしの形

帰りのバスに乗り込むと、なんとぼたもちが振る舞われました。パッケージには「遠路ありがとうございました」との文字が。田舎らしいおもてなしの心をしみじみと感じました。

おみやげのぼたもち 丹後地酒まつり2016

帰宅後、いただいたところ、これはおいしい。あんこの甘さ加減はちょうどよく、豆の香りが心地よく、なにより中のご飯がおいしかった!

もちろん日本酒のアテにいただきました。ごちそうさまでした!

ぼたもち 丹後地酒まつり2016

バスで往復4時間、決して気軽に行ける距離ではないですが、イベント随所におもてなしの心を感じることができました。丹後地方に住み、酒を造る、食べ物を作る方々の心を感じる素晴らしいイベントでした。また来年も行きたい!


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