日本酒レビュー・テイスティングノート 冷やして軽やかなフルーツ、温めてなめらかな米の香り「富翁 特別純米 五百万石」日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉リンゴ・ナシ。ちょっぴりジューシーで軽やかな柑橘感。温度を上げると米の表情が出てくる。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 大吟醸純米 吟の司|日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉軽やかなお酒。料理の邪魔をしない。甘味とやわらかい酸味のバランスがよく、すこし透明感をもたらす。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 プルミエアムール|日本酒テイスティングノート 爽やかな酸味と透明感のあるしっかりした甘味。照り焼き、エビチリなど、濃い味付けの料理やフライなどの揚げ物に合わせたいお酒です。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 純米吟醸 祇園小町|日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉京都らしいネーミング。やわらかでやさしい印象の飲みやすいお酒です。燗にするとさらに柔らかく、いつまでも飲み続けられるお酒です。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 新米新酒しぼりたて 無濾過生原酒|日本酒テイスティングノート 原酒らしい濃厚なアタック、とろりとしたテクスチャー。丸く透明感のあるしっかりとした甘味はシンプルでグラニュー糖のよう。力強い酸味と苦味が広がります。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 山廃仕込み 純米 生原酒|日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉富翁のきれい系山廃。フルボディーの味わいの中に、伏見らしさ、富翁らしさが感じられます。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 祝 純米吟醸|日本酒テイスティングノート 酒米は京都府産の「祝」、酵母は京都市産業技術研究所が開発した「京の琴」、そして仕込み水は伏見の地下水「伏水」。オール京都のお酒です。
日本酒レビュー・テイスティングノート 落ち着いた甘味と切れ、氷温長期熟成「富翁 大吟醸生原酒 たれくち」レビュー 〈日本酒レビュー〉富翁の大吟醸袋搾り。その中で圧力をかけずに醪の自重だけで搾ったお酒です。こちらをさらに9年半、酒販店の氷温の冷蔵庫で寝かせたものです。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 純米吟醸 丹州山田錦 無濾過生原酒|日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉やさしい口当たり。白玉粉の香りが上品に米を感じさせる。しっかりした酸味、ほのかに熟成感。
イベントレポート 「富翁 純米吟醸 生原酒」京都日本酒ドロップキック2017 富翁@馳走いなせや 京都で毎年開催される街歩き型日本酒イベント「京都日本酒ドロップキック」に参戦しました。17の飲食店が蔵元とペアで参加。今回はそのうち6店舗を巡ってきました。 6軒目は馳走いなせや。お酒は北川本家の「富翁 純米吟醸 無濾過生原酒」。五百万石が使われています。 和菓子と日本酒 酒肴はまさかの和菓子! 笹屋吉清のわらび餅です。富翁の酒粕を練り込んだ白あんがのっています。わらび餅も白あんも機械を使わない「手ごね作り」。 わらび餅のトッピングは黒蜜ときなこ、2つの味。それぞれのお酒と合わせて楽しみました。きなこが酒の米感を引き立て、黒蜜の深い甘みはは酒の酸味と相性が良いと感じました。 巡回ルート 今回の開催時間は12時から21時の9時間、しかし私は17時からの4時間しか参加できませんでした。その中で考えたのがこのルート。 一部行列ができていたところは泣く泣くスキップしましたが、訪問できた各お店では酒友や蔵の方、お店の方とお話することができて充実した体験でした。 酒友の中には、全店舗17箇所を制覇した方も何人かいらっしゃて、驚愕! 各店舗ミニマルの5勺(半合)だけを飲んだとしても8.5合、強靭な肝臓の持ち主です。
イベントレポート 滋賀県大津でのきき酒会に行ってきました!日本酒とみりんとの新たな出会い (2017年4月16日開催) 滋賀県大津プリンスホテルで毎年開催されている大きき酒会。酒類卸のエスサーフが主催です。 新たな日本酒やみりんとの出会いがありました。すべてのブースを回ることは叶わず。でも、いくつか深い体験ができました。 一つは、松の司の普通酒「産土」をじっくり味わえたこと。もう一つは、20歳のときに初めて飲み、最近その素晴らしさを再発見した「上善如水」を味わえたことです。そしてもう一つは、みりんを味わえたこと。 日本酒ブース巡り 昨年は焼酎・泡盛ブースを制覇して、日本酒ブースをまわる時間がなくなってしまったので、今年はまず日本酒ブースから攻めます。 松の司 [松の司]https://sakeconcierge.com(/tag/matsunotsukasa/)ブースには5種類のラインナップ。 そのうち、先月参加した松の司きき酒会で人気のため試飲できなかった「産土(うぶすな)」を味わいました。米の香りが豊かで、しっかりとした味わいのお酒です。 👉 松の司「産土」テイスティングノート 👉 「松の司」関連記事 上善如水 20歳のときに出会い、昨年の「日本酒レッスンその11」で再び出会った「上善如水」。20年前に比べて香りが高くなり味もしっかりとした、
日本酒レッスン 「酒と料理を組み立てる」日本酒レッスンその11 お酒ラインナップ 2016年11月5日開催の日本酒レッスンのレポート。テーマは「酒と料理を組み立てる」。講師は「旨酒旬菜 こなから」の店主・荒木博志さん。
日本酒レビュー・テイスティングノート 富翁 丹州山田錦|日本酒テイスティングノート (2011年10月13日) 伏見の北川本家による、「富翁 丹州山田錦 無濾過生原酒」。 赤ちゃんの耳たぶのような口当たり。 なんと、隣に座ってた方がこのお酒を造る杜氏さんと蔵人さんでした! 「んまい」にて。
富翁 富翁 ひやおろし・純米酒山田錦 日本酒テイスティングノート (2011年10月14日) 伏見 Sakezo's Bar にて 富翁。吟麗。大吟醸純米。北川本家。柔らかな舌ざわり。軽めののどごし。ほのかに麹の香り。 富翁。ひやおろし。北山本家。甘い香り。酸味と柔らかさが共存する舌ざわり。美しいが扱いの難しい乙女のような読後感。後味の甘さが恋の思い出の甘さのように。 最後に、富翁 純米 山田錦。
コラム 酒蔵で梅仕事を体験、自然に寄り添うものづくりを感じた一日 梅酒の仕込みのお手伝いに行ったお話。「梅の生育状況にあわせて梅酒を仕込む日を決める」。この言葉を聞いた時、酒蔵とは自然や季節に寄り添ってものづくりをしているところなんだ、と感じました。
田島善史 酒造家の利き酒 〜最高の酒を目指して〜 2016年3月13日に開催された「日本酒レッスン 特別編 杜氏と語らう」で酒造りについてお話いただいた富翁・北川本家の杜氏田島善史さんは、イベントの直前まで鑑評会に出品する日本酒の利き酒をしていました。今回、その様子を見学する機会をいただき、酒造家の真剣な利き酒の様子を記事にすることができました。 イベント直前の利き酒 ゲストの北川本家の杜氏、田島善史さんにイベントでお話しいただいた3月13日は、酒造りシーズンの真っ最中でした。「酒造りが終わってからよりも、今まさに酒造りをしているという気持ちの中で話したい、伝えたい」との田島さんの思いを受け止め、この時期に開催したのです。 イベント当日の早朝も、田島さんは酒蔵で仕事をしていました。全国新酒鑑評会に出品するお酒の最終調整のための利き酒です。とても大事な利き酒で、外部の人間が入ることは通常ありませんが、今回、その様子を見学させていただきました。 利き酒の入念な準備、温度 利き酒する時には、お酒の温度を20度にします。香りがわかりやすい温度なのと、他の利き酒の結果と比較できるように条件を揃えるためです。 利き酒している間にお酒の温度が変わらないように、エアコンで室温を20度に調整します。 早速利き酒、といきたいところですが、その前に大事な工程があります。自分の今の嗅覚を基準と合わせる作業です。ITやデザイン関係の方には「キャリブレーション」という言葉でイメージしやすいと思います。 嗅覚を合わせる 利き酒の前に、いろいろな香り成分を含む日本酒のサンプルが使われました。すべてこのために造られた本物の日本酒です。 吟醸香とされるフルーティーでフローラルな香りのサンプルと、オフフレーバーという、お酒にはないほうがいいマイナスの香りのサンプルです。これらのサンプルを使って嗅覚の基準を合わせるとともに、利き酒のウオームアップをします。
日本酒レッスン 「チーズと日本酒」日本酒レッスン その7 イベントレポート〈後編〉 日本酒をその周りの文化ごと学び、楽しむ「日本酒レッスン」。その7「チーズと日本酒」のイベントレポート。後半はチーズと日本酒のペアリング体験。
日本酒と料理 タイの発酵食品「ネーム・シークロン(แหนมซี่โครง)」とにごり酒をあわせる タイの発酵食品「ネーム・シークロン(แหนมซี่โครง)」 先日、タイの友人宅ではじめて食べたネーム・シークロン。豚肉のスペアリブに炊いたご飯を混ぜて発酵させた食べ物です。 コクのある味とほのかな酸味、発酵食品好きにはたまらないおいしさです。 豚肉のスペアリブにスパイスと炊いたご飯を加えてジップロックに入れ、暖かいところで2,3日から一週間ほどおいておくとできるそうです。 ご飯で発酵させるんだ!まさに私の好物のにしんずしと同じではないですか。 にしんずしとは、身欠きにしんを麹で漬け込んだ発酵食品で、主に北陸の日本海側で作られています。私も何度か漬けたことがあります。 熟鮨(なれずし) ネーム・シークロンも、にしんずしも熟鮨(なれずし)と呼ばれる、魚や肉を米を使って乳酸発酵させたもの。小泉武夫さんの「発酵食品礼賛」という本で初めて知りました。 ここには、中国の雲南省で子どもが豚の熟鮨をおやつに食べている、という記述があって、いつかは豚の発酵食品を食べてみたいと思っていました。 発酵食品礼讃 (文春新書 (076))posted with amazlet at 16.03.08小泉 武夫 文藝春秋 売り上げランキング: 23,151Amazon.