富翁 大吟醸純米 吟の司|日本酒テイスティングノート

〈日本酒レビュー〉軽やかなお酒。料理の邪魔をしない。甘味とやわらかい酸味のバランスがよく、すこし透明感をもたらす。

富翁 大吟醸純米 吟の司|日本酒テイスティングノート

京都・伏見は北川本家の純米大吟醸酒。軽やかなお酒。料理の邪魔をしない。甘味とやわらかい酸味のバランスがよく、すこし透明感をもたらす。アルコール感やや強め。りんご、乳酸飲料、干し草、グレープフルーツの香り。口腔で香りが上がっていく様子がよい。余韻はやや長く、白玉粉の香り、おかゆの香り。甘味と少しばかりの苦味。

トマトと合わせると、酒にある米の甘みを連想する香りが引き立つとともに、蜜のような横顔をのぞかせた。

40度に温める。米の香りが口腔を広がる。甘味が上る。アルコールの感触がじわりと。柑橘ピールと、ほのかにバナナの香り。安心感のある味わい。

富翁 大吟醸純米 吟の司 [ 日本酒 京都府 720ml ]
北川本家
売り上げランキング: 488,460

日本酒イベントAwaseruにて。

(テイスティング日: 2018年9月19日)

ラベル情報

商品名富翁 大吟醸純米 吟の司
醸造元北川本家(京都府京都市伏見区)
特定名称・種別純米大吟醸酒
原材料米、米こうじ
酒造年度-BY
原料米国産米100%
精米歩合49%
酵母-
仕込み水-
アルコール度数14度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月2017-06
杜氏-
その他情報-
商品ページhttp://www.tomio-sake.co.jp/syouhin/nihonshu/02.html

富翁 大吟醸純米 吟の司 裏ラベル