丹後地酒まつり

京都府の北部、丹後地方で毎年開催される時明けの祭典

「フィナンシェショコラ」と「酒呑童子 京女 特別純米酒(ハクレイ酒造)」

2016年9月開催の「丹後地酒まつり」の目玉企画の一つKanabunプロデュースの「地酒✕スイーツ」。地酒を使ったスイーツと地酒の組み合わせを日本酒コンシェルジュ&スイーツコンシェルジュのUmioがレポートします。 「フィナンシェショコラ」と「酒呑童子 京女 特別純米酒」のマリアージュ フィナンシェの油脂分をお酒が流す役割を果たしていました。酒にもう少し柑橘系の香りがあれば、より相性が良かったと思います。 フィナンシェショコラ ガナッシュ(溶かしたチョコレートに生クリームを加えたもの)入りのフィナンシェ。 しっとりとした口当たり。もう少し油脂分が馴染んでいればよかったかな。口に含んだ後にちょっと遅れてココアの苦味とほのかなアーモンドの香りが感じられます。 酒呑童子 京女 特別純米酒 軽やかな口当たりのあとに杏の香りがやってきます。甘味、酸味は少なめ。後口に酸味が少し残りますが余韻は短め。若干の渋味を感じます。 ハクレイ酒造の主要銘柄「酒呑童子(しゅてんどうじ)」は酒蔵の近くの大江山に住んでいたと伝わる鬼の頭領の名を取っています。 ラベル
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇