ワイン

日本酒の魅力を伝えるために〜日本酒ミニセミナー〜

日本酒の魅力を伝えるために〜日本酒ミニセミナー〜

2017年1月、インバウンド観光関連の事業をされていたり関心が高い方々のコミュニティーで「外国からのお客さんに日本酒の魅力をどのように伝えるか」についてお話をする機会をいただきました。 お話した内容から幾つかのポイントと、参加者の方との対話で気づいたことなどをお伝えします。 日本の食文化をあまり知らない方にどのように日本酒の魅力を伝えるか 日本酒についてどの程度知っているかは人によって違います。また、日本酒の原料である米を身近に生活しているかどうか、発酵食品のふんだんな食文化なのか、日本酒と同じ蒸留酒のワインに親しんでいるか、によって切り口を変えてくとよいでしょう。 何が魅力か 日本酒をどこまで知っているかに関係なく、日本酒の魅力を伝えるとしたら、私はこの2点を選びます。 1. 米、水、微生物だけで作られるアルコール飲料 日本での基本的な農作物、食料である米を作って造るお酒です。原料は米と水と微生物だけです。 日本酒がテキーラやジンと同じようなハードリカー、蒸留酒であると誤解されている方もいらっしゃいます。ワインやビールと同じように農作物を発酵させ
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇
メープルウイスキーソースと発酵バターのクレープとパッシート

メープルウイスキーソースと発酵バターのクレープとパッシート

(2016年9月4日) 今月の山本稔子さんの出張クレープは、なんとオフィスの近所で開催! いつもはおかずクレープとおやつクレープ両方楽しみますが、今回はおやつクレープのみ。 0.5秒で即決したのが、「メープルウイスキーソースと発酵バターのクレープ」とパッシート。 クレープは安定のもちもち感。メープルウイスキーのシロップは、苦味と黒蜜のような甘さがクレープの焼き目と調和。 初めて飲んだパッシートは、ぶどうを乾燥させて糖度を高めてから仕込んだワイン。干しぶどう、ブドウの皮、若めのポートワインのような甘い香り、でも甘みは香りほど強くない。 食べ物と飲み物でこんなに心が休まるのは幸せです。 「クッチーナ・クラモチ」にて。
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇

クレープ祭りでほっぺた落としました!@うえと

(2015年12月13日) お菓子教室シトロンの山本稔子さんが街中のほっぺたを落とす出張クレープ祭りでおかずクレープとワイン、おやつクレープとワインを楽しんできました。おいしかった!また食べたい!飲みたい! 今回の出張場所は東山の「うえと salon & bar」さん。カウンターに座ると、自分までおしゃれになったような気分に。 1枚目のクレープは「太陽卵とグリュイエールチーズとバベルの白金豚のハム」。チーズの香りとハムの濃厚な脂身のハーモニーを楽しみました。 合わせたのはグルジアの白ワイン「მწვანე Mtsvane」。 Mtsvane(読めない…)はぶどうの品種の名前とのこと。少し濁った琥珀色で、ローズマリーやかりん、はちみつの香り。繊細で柔らかな口当たり。キュッと締まる後味にほのかな落ち着いた酸味と干したかりんの香りが余韻を演出します。 2枚目はおやつクレープ。フランスではとてもポピュラーだというシンプルな「お砂糖と発酵バター」のクレープ。もちもちした食感と発酵バターの芳香でなんだか安心した気持ちなるクレープです。 合わせ
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇