日本酒レビュー・テイスティングノート

日本酒レビュー・テイスティングノート

日本酒コンシェルジュUmioが厳選する日本酒テイスティングノート。背景のストーリーと味わいをじっくりと語ります。

月の桂 抱腹絶倒|日本酒テイスティングノート

月の桂 抱腹絶倒|日本酒テイスティングノート

毎年10月に開催される「伏見Sakezo's Bar」、今年はフォーチューンガーデン京都の屋上がサテライト会場。 カップルしかいない、おしゃれな雰囲気のルーフトップバー。もちろん私はお一人様です。 こちらで、増田徳兵衛商店の低アルコール日本酒「月の桂 抱腹絶倒」をいただきました。 柑橘を思わせる低アルコールの爽やかなお酒 アルコール度数8度のフルーティーで爽やかなお酒です。普通の日本酒はアルコール度数15〜16度のものが多いです。ほぼ半分のアルコール度数なのでとても飲みやすくなっています。 サラッとした口当たり。ミントやスィーティー、パイナップルの香り。サラッとした透明感のある甘みと繊細で優しい酸味。香りとあいまって、上品なレモネードのような香味です。また、ほのかな苦味がピールを感じさせ、柑橘っぽさを増しています。 原料米は五百万石を100%使用しています。 冷蔵庫から出してすぐ、10度位の温度で、ワイングラスでテイスティングしました。 月の桂 純米酒 抱腹絶倒 500mlposted with カエレバ楽天市場Amazon この
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇

「フィナンシェショコラ」と「酒呑童子 京女 特別純米酒(ハクレイ酒造)」

2016年9月開催の「丹後地酒まつり」の目玉企画の一つKanabunプロデュースの「地酒✕スイーツ」。地酒を使ったスイーツと地酒の組み合わせを日本酒コンシェルジュ&スイーツコンシェルジュのUmioがレポートします。 「フィナンシェショコラ」と「酒呑童子 京女 特別純米酒」のマリアージュ フィナンシェの油脂分をお酒が流す役割を果たしていました。酒にもう少し柑橘系の香りがあれば、より相性が良かったと思います。 フィナンシェショコラ ガナッシュ(溶かしたチョコレートに生クリームを加えたもの)入りのフィナンシェ。 しっとりとした口当たり。もう少し油脂分が馴染んでいればよかったかな。口に含んだ後にちょっと遅れてココアの苦味とほのかなアーモンドの香りが感じられます。 酒呑童子 京女 特別純米酒 軽やかな口当たりのあとに杏の香りがやってきます。甘味、酸味は少なめ。後口に酸味が少し残りますが余韻は短め。若干の渋味を感じます。 ハクレイ酒造の主要銘柄「酒呑童子(しゅてんどうじ)」は酒蔵の近くの大江山に住んでいたと伝わる鬼の頭領の名を取っています。 ラベル
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇