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クレープ祭りでほっぺた落としました!@うえと

(2015年12月13日) お菓子教室シトロンの山本稔子さんが街中のほっぺたを落とす出張クレープ祭りでおかずクレープとワイン、おやつクレープとワインを楽しんできました。おいしかった!また食べたい!飲みたい! 今回の出張場所は東山の「うえと salon & bar」さん。カウンターに座ると、自分までおしゃれになったような気分に。 1枚目のクレープは「太陽卵とグリュイエールチーズとバベルの白金豚のハム」。チーズの香りとハムの濃厚な脂身のハーモニーを楽しみました。 合わせたのはグルジアの白ワイン「მწვანე Mtsvane」。 Mtsvane(読めない…)はぶどうの品種の名前とのこと。少し濁った琥珀色で、ローズマリーやかりん、はちみつの香り。繊細で柔らかな口当たり。キュッと締まる後味にほのかな落ち着いた酸味と干したかりんの香りが余韻を演出します。 2枚目はおやつクレープ。フランスではとてもポピュラーだというシンプルな「お砂糖と発酵バター」のクレープ。もちもちした食感と発酵バターの芳香でなんだか安心した気持ちなるクレープです。 合わせ
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇
赤い日本酒「伊根満開」とチョコレートのマリアージュ

赤い日本酒「伊根満開」とチョコレートのマリアージュ

赤い日本酒「伊根満開」 赤くて甘い日本酒はいくつかあるけれども、その中でも大好きなのが「伊根満開」。京都府北部の伊根町で栽培された古代米を使って醸されています。 伊根満開の味と香り このお酒の特徴は、他のこの系統の酒にはない軽やかさ。甘味はしっかりありますが、熟成したフルーツのような酸味とほのかな苦味、紅茶のような渋味に支えられ、軽快な甘味を楽しめます。 クランベリーやカシスのようなベリー系の香りが主体で、その奥から炒った米の香りをほのかに感じることができます。 以前のテイスティングノートでは「チョコレートに合わせたい!」というコメントで締めくくりましたが、ついにチョコレートと合わせるチャンスに恵まれました。 チョコレートと合わせる 今回合わせたのは Pierre Marcolini の2種類のチョコレート。お酒と食べ物をあわせる基本の「ハーモニー」と「マリアージュ」の両方が楽しめました。 同調とは同じ種類の香りや味のものを合わせること、マリアージュとは2つの違った香味を合わせると第3の新しい香りや味が生まれる、という方法です。 ハーモニー
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇
酒米トップ8(山田錦 五百万石 美山錦 雄町 秋田酒こまち 出羽燦々 八反錦1号 ひとごこち)を知る

酒米トップ8(山田錦 五百万石 美山錦 雄町 秋田酒こまち 出羽燦々 八反錦1号 ひとごこち)を知る

酒米トップ8の特徴 農林水産省が実施している米穀の農産物検査の平成27年(2015年)の結果から、酒米(この調査では「醸造用玄米」)の検査数量(≒生産量)の上位の特徴をまとめました。 品種別の量はとても偏っています。上位3位で7割、そのあとは全体の2%台が3銘柄、残りを100銘柄で占める、という割合です。 これについては前の記事に詳しく記述してありますのでご覧ください。 👉 「酒米を銘柄別で見ると山田錦、五百万石、美山錦で7割近くに」 こちらは、2015(平成27)年度の上位20位の酒米です。 この中からトップ8の酒米をご紹介します。1位から3位は変動していませんが、ここ2、3年で5位から8位が変動しています。 【追記 2017-10-11】順位が若干変動しています 2016(平成28)年の醸造用玄米検査数量(3月31日時点の速報値)では、4位が「秋田酒こまち」、5位が「雄町」、6位が「八反錦1号」、7位が「出羽燦々」、8位が「ひとごごち」となっています。 雄町が4位から転落し、秋田酒こまちに取って代わられたのが注目ポイントです。6位
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇