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みりんのお屠蘇

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

今年の元旦はみりんのお屠蘇を飲みました。今までみりんのお屠蘇を飲むという習慣はなかったのですが、イベントでいただいた三州三河みりんの屠蘇散を使ってみりんのお屠蘇を作りました。

屠蘇散

漢方生薬が入ったティーバッグのような屠蘇散をみりん2合に7,8時間浸漬すれば出来上がりです。

はじめてのみりんのお屠蘇、第一印象は「シュトーレンみたいな香り」でした。

屠蘇散の説明

屠蘇散には漢方生薬が10種類入っています。

甘草、紅花、桔梗、浜防風、蜜柑皮、茴香、肉桂、山査子、山椒、丁子

このなかで、「蜜柑皮」(柑橘のピール)と、「肉桂」(シナモン)、「丁子」(クローブ)が一般的なシュトーレンなどのスパイシーな欧州のお菓子に含まれるスパイスと共通していました。

なるほど!

この屠蘇散に入っているものと少し違いますが、一般的な屠蘇散に含まれる漢方の薬効は以下のとおりです(パッケージより引用)。効きそうですねー!

茴香(ういきょう)健胃・去痰
陳皮(ちんぴ)健胄
桂皮(けいひ)発汗・解熱
桔梗(ききょう)去痰
丁字(ちょうじ)健胃・食欲増進
蒼朮(そうじつ)健胃・整腸
防風(ぼうふう)発汗・解熱
甘草(かんぞう)鎮痛・鎮咳去痰
紅花(こうか)浄血・通経
山椒(さんしょ)利尿

お屠蘇をいただいたあとのお雑煮は白味噌あん餅、あんもち雑煮です。みりんの甘味とコメ由来の香り、熟成香があんこによく合いました。屠蘇散のスパイスも餅やあんことの相性が良かったです。

あんもち雑煮とみりんのお屠蘇

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