三州三河みりん|みりんテイスティングノート

〈みりんレビュー〉熟成香を中心とするとても複雑で豊かな香りから構成。熱燗にすると香りが引き立ち、飲用が楽しめます

三州三河みりん|みりんテイスティングノート

常温で楽しむ

とろりとした口当たり。口に含むととても強い甘味ののびが良く、熟成のために丸い印象です。酸味・苦味は強め。主な香りは餅・紅茶・オレンジピール。そして、杉の木・はちみつ・糖蜜・カシューナッツ・ローズマリー・ややスモークの香り。熟成香を中心とするとても複雑で豊かな香りから構成されています。余韻はオレンジピールの香り。煎茶の葉のような苦味、アルコール感で切れます。

55度の燗酒では香りが引き立つ

55度から60度の熱燗にしてみたところ。甘味が抑えられ、熟成香や柑橘の皮の香り、そして原料のもち米の香りが引き立てられました。飲むときは燗酒にするのもおすすめです。

濃厚なアテと合わせる

合わせた料理は「いぶりがっこクリームチーズ干し柿入り」と「アンチョビのバジルオリーブオイルかけ」。「いぶりがっこクリームチーズ干し柿入り」にははちみつを入れています。

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いずれのアテともよく合いました。

いぶりがっこクリームチーズ干し柿入りと合わせると、みりんの中の熟成感が引き立ちました。アンチョビのバジルオリーブオイルかけと合わせると、アンチョビの塩味をみりんの甘味が包み込み、アンチョビのうま味が引き立ちました。

(テイスティング日: 2017年11月12日)

ラベル情報

商品名三州三河みりん
醸造元角谷文治郎商店(愛知県碧南市)
種別本みりん
原材料もち米(佐賀県、北海道、愛知県)、米こうじ(愛知県産米)、本格焼酎(愛知県産 自社港本町蔵製)
もち米-
うるち米-
熟成期間-
エキス分43度以上
アルコール度数13.5-14.5度
その他情報-
商品ページ-

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