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祝蔵舞 2015|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

(2016年6月1日)

京丹後の竹野酒造で年に一度5月に開催される「蔵舞Bar」。京都駅から特急を使っても4時間近くかかるというロケーションにもかかわらず、全国からイケてる人たちが集まり、同時に地域の方々も楽しむというイベントです。

そのイベントで購入したのがこの「祝蔵舞 2015」。米違いの5種類のラインナップがそろう**「蔵舞」シリーズ**の一つです。

この日本酒に使われている原料米、は京都府で栽培されている酒造好適米ですが、誕生したのは現在の京丹後市にあった京都府丹後農業研究所でした。「祝蔵舞」は京丹後の地元生まれ、地元産の米を使った日本酒なのです。

2016年6月に開催した、酒造りを学べる謎解きゲーム、ナゾトキ×モノヅクリ「失われた日本酒を求めて!」で、謎解きを達成したチームの成果物として選んだお酒の一つです。

軽快な飲み口でキレの良い、食中酒として楽しみたいお酒

香りは中程度でうりの香りが主体です。このほか、りんご、ヨーグルトの香りが感じられ、ほのかにハーブの香りが見え隠れします。

アタックはやや弱めで口当たりは軽やか、甘味は少なく、酸味と苦味が中程度に感じられます。キレはよく、やや長い余韻でじわりと酸味とやや弱めの旨味を感じられます。やや淡麗なお酒です。

和食、鮎の塩焼き、そしてフィナンシェに合わせたい

軽やかな口当たりのこのお酒に、上品な味わいの和食、シンプルな味付けの鮎の塩焼きに合わせたいと思いました。京丹後の川で採れた鮎ならなおよしです。

蔵舞Barでは、祝蔵舞の生原酒バージョンとフィナンシェを合わせてみたところ、とても合いました。フィナンシェを持ってウロウロしていた私に、蔵の方がアドバイスしてくれたのです。

ラベル情報

  • 商品名: 祝蔵舞 2015
  • 醸造元: 竹野酒造(京都府京丹後市)
  • 醸造年度: 2015
  • 原料米: 祝
  • 精米歩合: 70%
  • アルコール度数: 15
  • 瓶詰め: 2016年5月

祝蔵舞 2015