オンライン酒対話イベント「日本酒うんちく手帖」No.37 ホームブリューイング イベントレポート
日本酒を片手に、日本酒の「自家醸造」について対話しました。
毎回テーマを決めて日本酒コンシェルジュからの短いお話のあと、それに沿って対話するイベントです。
どぶろく特区の隆盛、そして主に米国などでのSakeの自家醸造の気運が高まっていますが、奈良時代から現在までの酒の自家醸造をおさらいして、対話しました。
No.37 ホーム・ブリューイング
(2021年4月21日開催)
おかげさまで37回目! 今月の日本酒うんちく手帖のテーマは「ホーム・ブリューイング」。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!(乾杯するの忘れていましたm(_ _)m)
奈良時代の「魚酒禁止令」から続く酒の統制の歴史、明治時代に酒税が基幹税になり自家醸造が全面禁止になったこと、戦後のどぶろく裁判から90年代のホーム・ブリューイング文化、今の日本酒醸造キットまで、駆け足でお話したあと、自家醸造についての対話で盛り上がりました。
皆さんとの対話で出たトピックです。
- 梅酒は特例で許されていること
- カクテルは直前なのでOK
- レシピ通りに造ったらアルコールがでないビールの醸造キット
- 日本ホームブルワーズ協会のこと
- どぶろくは食べ物という考え方、どぶろく特区、神社のどぶろく
- 御酒印あったらいいね
- 自家醸造が解禁された韓国のDIYマッコリパウダーは水を加えるだけで醸造できることがポイント
その後、次回はどうしようか、「地域性」はどうだろうという話から1時間ほど活発に議論。特区どぶろくの地域性は失われているのか?蔵の個性と地域の個性、県単位の指導が地域性にどう影響するか、清酒の手造りの定義、自然食品店での日本酒の消費は別チャンネル、コーシャ認証、などなど。次回はつづきを皆さんとお話ししたいです!
日本酒を片手に対話しましせんか?
「オンライン・日本酒うんちく手帖」は隔週水曜日に開催しています。開催予定はTwitterやFacebookページで告知していますので、「参加したい!」と思った方はお問合せフォームか各種SNSのアカウントよりご連絡をいただければと思います。