尊皇 寺部城址 月読みの宴|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉クラシックな酒が技術で上品に仕上がった感じのお酒。黄金色の稲穂が風に揺れる風景を思い起こさせます。
クラシックな酒が技術力で上品に仕上がった感じのお酒。黄金色の稲穂が風に揺れる風景を思い起こさせます。
上立ち香に炊いた米、やや酸の香り。ややとろりとした口当たりから乾いた感じのテクスチャーに。その中で透明感のある熟感のある丸い甘味。落ち着いた酸味。草を思わせる収斂味がきゅっと来る。落ち着いた柚子ピールの香り。炊いた米の香り。はちみつの香り。藁の香り。余韻は長めでうま味が残る。
月読みの宴について
「寺部城址 月読み(つくよみ)の宴」は、毎年9月の重陽の節句に因んで寺部状の本丸跡に特設会場を設けて行われる、観月・芸能の宴です[1]。このお酒は、月読みの宴の家苞(いえずと: 家に持ち帰る土産物)として造られたものです。
うま味、塩味しっかりのアテと
くるみと郡上(ぐじょう)味噌のアテ。甘味と塩味がかなり強いです。郡上味噌は長良川の源流後、群馬県郡上地方の味噌で、麦麹と大豆麹を使用する独特の製法で作られています[2]。
酒と合わせると、酒の蜜っぽさが引き立てられました。
名古屋・新栄のサードウェーブ日本酒立ち飲み「肴糀醸やしろ」にて。
(テイスティング日: 2018年1月25日)
ラベル情報
商品名 | 尊皇 寺部城址 月読みの宴 |
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醸造元 | 山﨑合資会社(愛知県西尾市) |
特定名称 | 純米吟醸酒 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
醸造年度 | -BY |
原料米 | 愛知県産 夢山水100% |
精米歩合 | 60% |
酵母 | - |
アルコール度数 | 17.5度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
製造年月 | 2017-09 |
杜氏 | - |
その他情報 | 原酒、ひやおろし |
商品ページ | http://www.sonnoh.co.jp/docs/tsukuyomi.htm |