/ 日本酒レビュー

玉川 純米吟醸 Ice Breaker|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

ロックで飲む日本酒として人気の「玉川 純米吟醸 Ice Breaker」今年も飲みました。

燗酒にすると感激するおいしさでした。

10〜15度の温度帯

まずは冷蔵庫から出してすぐ、10〜15度でいただきました。

上立ち香は甘い香り。リンゴ、和梨、そして玉川らしいカシューナッツの香り。軽やかな口当たり。果汁のような印象。甘味は蜜のようで透明感がある。しっかりとした酸味がひろがり、爽やかさを演出。甘夏、リンゴ、和梨。その奥にカシューナッツ、上新粉の米のニュアンス。さっと切れて余韻は長く、甘夏、リンゴの蜜の香りとうま味。

APC_2149-hdr-0960

ロックで

推奨の飲み方、ロックで飲みました。

ライトで飲みやすくなります。酸味の柑橘のニュアンスが引き立てられます。玉川のマッシブなアタックが好きな私は、ストレートの方がいいと思いました。

APC_2167-hdr-0960

燗で

40度位

まずは40度くらいのぬる燗で。ちょっとゆるい感じで、苦味を感じます。これはもっと温度あげなきゃと、ふたたび酒燗器に。

54度

次に、54度まで上げてみました。

だんとつ、この温度帯がおいしいです。心が動きます。口に含むとどっしりとした穀物感。そして、酒の柑橘感がぐっと上がります。甘夏果汁! ホットオレンジジュース! 甘夏、リンゴの蜜、カシューナッツ、ウエハースの香り。お風呂感がある燗酒です。甘味がしっかりと感じられます。ぬる燗よりは控えめですが、全体のバランスが取れています。

そして切れがよい。すっと切れます。玉川の燗酒らしい切れ方です。余韻にやや苦味とミネラル感とうま味。カシューナッツやウエハースの香り。余韻もまた、豊かなのです。

京都の日本酒バー「和酒美ずき」にて。

(テイスティング日: 2018年6月28日)

ラベル情報

  • 玉川 純米吟醸 Ice Breaker
  • 〈醸造元〉 木下酒造(京都府京丹後市)
  • 〈仕込み水〉 城山の湧き水
  • 〈原料米〉 日本晴(滋賀県)
  • 〈精米歩合〉 60%
  • 〈特定名称/種別〉 純米吟醸酒
  • 〈アルコール度数〉 17-18度
  • 〈原材料〉 米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 〈酒造年度〉 2017
  • 〈製造年月〉 2018-05

APC_2137-hdr-0960