多賀 秋の詩|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉全体的に香りは控えめですが、りんごや柑橘(スイーティー)の香り、白玉粉や米飴の香り、若草の香りがあります。
2月の浜大津こだわり朝市で出会った多賀酒造の「秋の詩」。
「秋の詩」は滋賀県の飯米(食べるお米)です。コシヒカリと吟おうみを交配して作られました。現在滋賀県でのみ栽培され、2015年の生産高は8,347トンとそれなりの量になっています。
ラベルの絵は、多賀の自然を描いたものだそうです。左下の赤とんぼがかわいいですね。
米を感じさせる味わいのお酒
全体的に香りは控えめですが、りんごや柑橘(スイーティー)の香り、白玉粉や米飴の香り、若草の香りがあります。
米を感じさせるやわらかくシルキーな口当たり。含み香は米飴の香り。甘味、酸味、うま味は控えめで苦味がしっかりしている。そのためキレはよい。余韻に酸味がやや感じられます。
卵焼きや焼き鳥(塩)と合わせたいお酒です。
(2016年6月4日)
【追記】この後、ぬか漬けとのペアリングを楽しみました。
ラベル情報
- 商品名: 純米酒 多賀 秋の詩
- 醸造元: 多賀株式会社(滋賀県犬上郡多賀町)
- 醸造年度: -BY
- 原料米: 秋の詩
- 精米歩合: -
- 酵母: -
- アルコール度数: 16
- 日本酒度: -
- 酸度: -
- アミノ酸度: -
- 瓶詰め: 28年2月
- 杜氏: -
- その他情報: 多賀町産秋の詩100%使用