酒粕を炊く
いただいた悦凱陣の吟醸酒粕を炊いてみました。
いただいた悦凱陣の吟醸酒粕を炊いてみました。袋搾りなので板状ではなく、フレーク状です。カッテージチーズのような感じですね。米の種類は聞き忘れましたが、炊き上がった状態でも米の粒がはっきりと確認できました。つぶつぶな食感を楽しめました。
寒い冬の朝に酒粕を炊いたものをいただくと、身も心も温まります。少し安心した気持ちになれます。
仕事柄、酒粕をいただくことが多くなってから、わが家では酒粕を炊いたものが冬の休日の定番です。ちなみに、妻はすりおろした生姜をちょっと入れる派、私は入れない派です。
この日は、いつも使う上白糖を切らしていたため、甜菜糖をつかって炊くことになりました。妻が炊いてくれました。
生姜を入れない派の私に、妻は生姜なしを湯呑みにサーブしてくれました。そして「生姜を入れた方もちょっと飲んでみる?」ともう一杯。
しょうがないな~、と飲んでみます。味の輪郭がはっきりしていて、骨格を感じました。普段は「生姜の主張が強すぎて米の味と香りが隠れてしまう」と考えて生姜なしを選択していたのですが、今回はとてもバランスが取れた出来上がりでした。
おそらく、味の幅が広い甜菜糖を使ったことで生姜だけが際立つことなく全体の調和ができたのでしょう。
そんなわが家の「酒粕の炊き方」のレシピをご紹介します。
Umio家の酒粕の炊き方 レシピ
材料
- 酒粕
- 上白糖(酒粕湯呑み1杯分につき大さじ山盛り1杯程度)
- 水
- おろし生姜
道具
- 鍋
- 泡立て器
- おろし金(生姜をすりおろすため)
作り方
- 酒粕と水を鍋に入れ、泡立て器で溶きながら弱火で煮ます。
[コツ] 泡立て器を使うとうまく溶けます。
お湯の量は酒粕の2倍程度。酒粕自体のゆるさと、出来上がりをどのくらいにしたいかによって調整します。 - 酒粕湯呑み1杯分につき大さじ山盛り1杯程度の上白糖を加え、溶きます。
[コツ] 甜菜糖などコクがある砂糖を使うと仕上がりの味が広がります。 - 湯呑みに注いで、お好みでおろし生姜を少々、加えます。
[コツ] 生姜の香味が酒粕の味わいを邪魔しないような分量にしましょう。
〈追記〉 2020年2月8日
今年も悦凱陣の酒粕を炊きました。米粒がしっかり残っていて、酒粕というよりおかゆのようでした。ごちそうさま!