【開催レポート】春らしい酒! 日本酒テイスティング・ワークショップ「酒でコラソン その2」

2026年4月5日、京都・西陣のカフェ・デ・コラソンにて、日本酒テイスティングのワークショップを開催しました! 春らしい酒を飲みながら、参加者のみなさんと感性の交換を楽しみました。

【開催レポート】春らしい酒! 日本酒テイスティング・ワークショップ「酒でコラソン その2」

暖かくなりました。春のエネルギーあふれる日曜の昼下がり、日本酒テイスティングワークショップ「酒でコラソン」を開催することができました。参加者のみなさん、コラソンのマスター川口さん、ありがとうございました!

2回目の開催のテーマは「春らしい日本酒」です。いつものようにラベルがわからないように酒の瓶を紙で包んでのテイスティングです。今回は、より厳密に「グループ・テイスティング」の手法に則ってテイスティングしました。まず、ひとりひとり酒と向き合い、感じたことを話し、それから皆で議論するスタイルです。さらには、チーズやお魚、ナッツやドライフルーツとの詰め将棋的ペアリングを通して、どんな料理に合うだろう、と想像をめぐらせました。

参加者のみなさんからは、それぞれ違った感性を感じるコメントをいただきました。白桃の甘い香りのあるとろりとしたお酒「まるかおおやま Yoshi」では、その甘味、爽やかさだけでなく、色に喩えるコメントもありました。辛口で米を感じる「奥播磨 おりがらみ 純米生」では、乳酸菌飲料やヨーグルト、最後の苦み、発酵感、いろいろな顔があるとのコメントがでました。熟成した「三千櫻 純米渡船」は、みりん、キャラメル、アニス、時間を感じる、丸い、といった感想から、料理と合わせる話に発展しました。

同じ酒を飲みながら、参加者のみなさんと感性とことばを交換できたことは、私にとっても素晴らしい体験でした。次回は夏あたりの開催を予定しています。「日本酒コンシェルジュ通信 sakeconcierge.com」で告知いたします。

日本酒コンシェルジュ通信の日本酒テイスティング・ワークショップは、2018年以来の「飲み手のための」ワークショップです。酒や造り手・地域と向き合うことのかけがえのなさを感じること、グループでテイスティングするコミュニケーションの楽しさとそこに生まれる発見すること、感性をことばにすることで味覚や嗅覚の解像度を上げること、を目指しています。

自分の感性を相対化するグループ・テイスティング。2018年の日本酒テイスティングを振り返る〈盃のあいだ nº20〉
2018年は日本酒のテイスティングに取り組んだ年でした。その中で、ワークショップで積み重ねた「グループ・テイスティング」についてお話しします。

🍶 ナビゲーター紹介
江口崇(日本酒コンシェルジュUmio・旅人)
京都でおいしい日本酒と造り手に出会って以来、その魅力にとりつかれる。日本酒メディア「日本酒コンシェルジュ通信 sakeconcierge.com」 を主宰し、200回を超える日本酒イベント・ワークショップを開催。共著に『The Japanese Saké Bible(タトル出版)』。