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サバデシュ SABA de SHU|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

鯖専用日本酒「サバデシュ(SABA de SHU)」とサバ缶をあわせました。ぬる燗での相性が抜群でした。

「一品」の吉久保酒造が造る鯖専用日本酒「サバデシュ(SABA de SHU)」でしゅ。いくつもの日本酒をブレンドして酸度とアミノ酸度が高い酒に仕上げています。

テイスティング

冷酒、10度前後の温度帯では、軽やかだが力強い

無骨で力強く、切れのよい酒。

軽やかに入り、強い酸味とやや強い甘み、アルコールの苦味がやってくる。乳っぽい香りと白玉粉、グレープフルーツピール、干し草の香り。余韻はやや長い。

45度のぬる燗では、旨味が引き立ち米の香りが広がる

甘味、旨味が引き立つ。米の香りが広がる。酸味が鯖とよく合う。アルコールの刺激がやや強いが、その苦味が、タイプは違う苦味ではあるが鯖の内臓のそれと調和する。余韻はやや蜜のような感じ。もっとも鯖(サバ缶)と合うのは、この温度帯でしょう。

燗冷ましで40度位になると、酸味と苦味が際立ち、ミルク飴のような柔らかなテクスチャーと香り。柑橘ピールの香り。

鯖と合わせると本当に合う

KALDIで購入した "Ça va?" というおしゃれサバ缶と合わせました。オリーブオイル漬けとレモンバジル味。どちらも上品で、味わい深く、魚臭さが押さえられたクオリティーの高い味わいです。

上に書いたように、45度位のぬる燗がいちばんこのサバ缶と合うと思いました。「サバデシュ(SABA de SHU)」が鯖と合うのは、まずは酸味の強さ。脂分の多い鯖をシャキッとさせます。甘味にある麹のニュアンス。これが青魚特有の魚臭さを打ち消します。そして包み込む蜜のような甘味とうま味が鯖のうま味と寄り添います。

鯖だけではなく、醤油よりも塩味で調理したものうま味の強い、味の濃い魚全般に合うお酒です。

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(テイスティング日: 2018年9月17日)

ラベル情報

商品名SABA de SHU
醸造元吉久保酒造(茨城県水戸市)
特定名称
原材料米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
酒造年度-BY
原料米-
精米歩合-%
酵母-
アルコール度数15度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月2018-05
杜氏-
その他情報-
商品ページhttp://www.ippin.co.jp/jp/items/itm_sabadeshu.html

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