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萬歳楽 甚 純米|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

北陸12号というレア米を使って醸された、萬歳楽の「甚」。小堀酒造店を訪問した時に試飲して胸キュンしたので買ってきました。このラベルが好きだったのですが、2017年より新ラベルに変更になっています。

やさしく入って、やさしく終わる酒です。一般受けしないかもしれないけれども、好きになったらとことん好きになる、おっさん酒です。

常温で

まずは常温でテイスティング。20-25度程度です。

外観は淡いイエロー。いい色がついています。口当たりはやわらかく、鈍い酸味が広がります。炊いた米、あんず、メロンの香り、ややビニールっぽい香りとアルコール臭。やさしく切れたあとの余韻は穀物の香り、干草の香り、土臭さを感じます。

燗酒

次は60度の燗酒で。

第一印象は「バランスがよい!」。

口当たりはさらにやわらかになり、酸味がしっかりと立ち、心地よさを感じます。土臭さ、納屋の香り、藁や稲穂の香り。飲んでいて安心する気分になります。やや収斂味を感じます。

萬歳楽 甚 純米
浅蔵一華さんの器でいただきました

2018年7月6日 追加更新!

前回は話に夢中になっていたら60度まで上がってしまったので、別の温度帯でも試しました。

40度の燗酒で

酸味と甘味のバランスが良くなり、うま味がよく出ます。酸味が強いせいかややしまった感じがします。

50度の燗酒で

50度になると、ややお風呂感が出てきます。冬の寒い日にお風呂に入って体が温まる感じです。ほんわかとした雰囲気に酸味と香りが広がります。余韻は心地よく、お風呂感が続きます。

50度からの燗冷まし40度

50度からそのまま燗冷ましにして40度。これが一番味のバランスが良いと感じました。普通に40度に上げるよりも味の印象が緩やかな感じがします。

(テイスティング日: 2017年10月4日)

ラベル情報

商品名萬歳楽 甚 純米
醸造元小堀酒造店(石川県白山市)
特定名称純米酒
原材料米(国産)、米こうじ(国産米)
醸造年度-BY
原料米北陸12号100%
精米歩合68%
酵母-
アルコール度数16度
日本酒度+4
酸度1.6
アミノ酸度1.6
製造年月2017-08
杜氏-
その他情報白山菊酒地理的呼称(GI)認証番号016-28-002
商品ページhttp://www.manzairaku.co.jp/jin.html

萬歳楽 甚 ラベル

萬歳楽 甚 裏ラベル