菊正宗 上撰 生酛 本醸造|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉香りはやや弱いですが、米の香りが主体です。上立ち香では白玉粉のようなデンプンを思わせる香り、口中香では同じく白玉粉とそして少し若草のような香りを感じます。
最近上撰クラスの酒をよく飲んでいます。今日は灘の菊正宗の上撰をテイスティング!
このお酒は、日本酒レッスンその8「日本酒テイスティングのきほん」でもご紹介しました。
今回テイスティングしたのは一升瓶ではなく300ml瓶。一升瓶とは保管環境が変わるため、酒質も若干調整してあるとは思います。
米の香り
香りはやや弱いですが、米の香りが主体です。上立ち香では白玉粉のようなデンプンを思わせる香り、口中香では同じく白玉粉とそして少し若草のような香りを感じます。
やさしい口当たりにシンプルな味わい
口当たりは柔らかく、粉砂糖のようなシンプルな甘味、爽やかな酸味、そしてシャープな苦味。キレはよく、余韻はやや短いですが、うま味が残ります。
食中酒として使いたい
軽快な酒質ながら、甘味と酸味がきちんと主張しています。どんな料理にも合うお酒です。だし系の料理とは特に相性が良いでしょう。食中酒として楽しみたいですね。
燗酒で楽しみたい
今回は常温でテイスティングしましたが、熱燗で楽しみたいと思う味わいでした。
ラベル情報
- 商品名: 菊正宗 上撰 生酛 本醸造
- 醸造元: 菊正宗酒造(兵庫県神戸市東灘区)
- 原材料: 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
- 醸造年度: -BY
- 原料米: -
- 精米歩合: 70%
- 酵母: -
- アルコール度数: 15度
- 日本酒度: -
- 酸度: -
- アミノ酸度: -
- 製造年月: 2016-10
- 杜氏: -
- その他情報: -
- 商品ページ: http://www.kikumasamune.co.jp/products/brand/honjou/