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香住鶴 生酛 吟醸純米|日本酒テイスティングノート

日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio 日本酒コンシェルジュ 江口崇 aka Umio

軽やかで味がある、バランスのよいお酒。料理が食べたくなります。コロッケ、牛すじポン酢とよく合いました。

香住鶴は兵庫県の日本海側に位置し、全量生酛系酒母で酒造りをしている全国でも珍しい酒蔵です[1]

その香住鶴の吟醸純米をテイスティングしました。温度帯は冷蔵庫から出してしばらくたった10度前後。

酸味と米の香りを楽しむ

山吹色を目で楽しんで、いざ、いただきます!

軽快な口当たりにやや熟感の感じられる控えめな甘味。その後柑橘果汁のような酸味がじわりと口の中を横に広がり、沈んでいきます。香りは乾燥させた柑橘ピール、熟した果汁、カリンの蜜、白玉粉、ミルク飴。生酛らしい上品で力強い酸味と米を感じさせる香りが楽しめるお酒です。余韻は長く、うま味と酸味がバランスよく滞在します。

立ち飲み屋のしっかりした味のアテと合わせる

しっかりした味わいのアテを頼みました。写真右から「牛すじポン酢」「コロッケ」。

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牛すじポン酢とは予想通りよく合いました。濃い味に負けない酒の力強さ。とくに酸味が釣り合います。この料理と合わせることで、酒にある米の甘味と香りが引き立てられ、酒にあるカリンの蜜のようなニュアンスに気付かされる瞬間もあります。

揚げたてのコロッケともよく合いました。まずはそのままで。酒が柑橘ベースの爽やかソースのような役割。この酸味は揚げ物全般に合うでしょう。揚げ物の油をシャキッとさせます。ウスターソースをかけると、ソースの味と酒が寄り添いました。酸味が共演します。

「立ち呑み あてや」にて。

(テイスティング日: 2018年10月3日)

ラベル情報

商品名香住鶴 生酛 吟醸純米
醸造元香住鶴(兵庫県美方郡香美町)
特定名称純米吟醸酒
原材料米(日本産)、米麹(日本産米)
酒造年度-BY
原料米コウノトリ育む酒米・特別栽培米 兵庫県産五百万石 100%
精米歩合55%
酵母-
アルコール度数15度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月2018-07
杜氏-
その他情報-
商品ページhttp://www.fukuchiya.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=6

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  1. 香住鶴株式会社 日本酒 兵庫 但馬 美方郡 香住 ↩︎