加賀鳶 極寒純米 辛口|日本酒テイスティングノート

〈日本酒レビュー〉フォームが美しい体操選手のような酒。甘味は少なめだが、酸味とのバランスがよい。

加賀鳶 極寒純米 辛口|日本酒テイスティングノート

フォームが美しい体操選手

山吹色。よい色だ。美しい。シャープな印象。フォームが美しい体操選手のような酒。甘味は少なめだが、酸味とのバランスがよい。ほのかに糠や乳酸の香り。余韻はミルク飴、グレープフルーツの香り。そして酸味、ほのかな苦味。

やはり、温めるとよい

温める。まずは40度。さらりとした口当たりになり、甘味は蜜の様相を呈してくる。スイスイ飲み進む。酸味もまた上がり、波のように舌に押し寄せる。50度。アルコール感が際立ってくる。干草の香り。全体的に乾いた感じになる 。温めの燗がおすすめ。

塩味のための場所を残している酒

イカと合わせると、酒に骨格ができ、塩と合わせるとシャープに。爽やかスッキリ抜ける感じ。塩味と合わせると完成する。

卵黄の琥珀と合わせると、双方のうま味が口の中で握手する。同時に、酒の酸味が引き立つ気がする。

日本酒イベントAwaseruにて。

(テイスティング日: 2018年9月19日)

ラベル情報

商品名加賀鳶 極寒純米 辛口
醸造元福光屋(神奈川県金沢市)
特定名称・種別純米酒
原材料米、米麹
酒造年度-BY
原料米全量契約栽培米・酒造好適米使用 国産米100%
精米歩合65%
酵母-
仕込み水-
アルコール度数16度
日本酒度+4
酸度1.8
アミノ酸度1.6
製造年月2017-02
杜氏-
その他情報-
商品ページhttps://www.fukumitsuya.com/category/SAKE_CATEGORY/29510.html

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