御香宮神社参集館での利き酒イベントで酒処伏見を感じる
御香宮神社で開催された伏見醸友会創立100週年記念の利き酒イベント。たくさんのお酒を味わって酒処伏見を感じました。
伏見の清酒 きき酒会
伏見醸友会創立100周年記念イベント「伏見の清酒 きき酒会」に行ってきました!(2013年11月25日開催)
伏見醸友会とは
伏見醸友会は、酒処伏見で今からちょうど100年前の1913年に創立した酒造技術の向上などを目的とする団体です。
伏見の酒蔵の杜氏さん・蔵元さんは会社の枠を超えて技術交流をしたり、共同研究をしたりしています。「伏見の酒蔵はオープンマインド」に書いた、伏見の酒造家たちの横のつながり・交流は、醸友会とともに育まれてきたのではないでしょうか。
会場の御香宮神社参集館
会場は「伏見と水」でも紹介した「御宮水(ごこうすい)」が湧き出ている御香宮(ごこうのみや)神社の一角にある参集館という建物です。
この建物は1934年に月桂冠の寄付により建設され、伏見地区の集会所として、そして今回のような日本酒関連のイベント会場として使われています。
気になったお酒
入り口には長蛇の列。会場の中も沢山の人でごった返していました。「山卸」という酒造りの工程で使われる木製の半切桶や櫂(かい)が展示されていました。そして多くの人が向かったのは利き酒コーナー。
伏見のたくさんのお酒の利き酒ができました。その中で気になったお酒、好きだなあと思ったお酒を幾いくつかご紹介します。
純米大吟醸 花洛(からく)(招徳酒造)
京都産米の「祝」を全量使ったお酒。さらさらとした口当たりが印象に残りました。
純米吟醸 玉乃光 しぼりたて(玉乃光酒造)
フルーティーな香りに、とりとりした舌触り。フルーツに合わせたいと思いました。
蒼空 純米酒(藤岡酒造)
キシリトールのようなひんやりした感じ。後味に米の甘みが感じられました。
白菊水仕込 伏見銘酒(伏見銘酒協同組合)
強い酸味が心地よく、酸味の減衰具合が面白かったです。