「米乳百楽」鮒ずしの飯から採った乳酸菌を使った飲料
上立ち香は酸味を連想させる鮒ずしの飯の香り、その奥からほのかに米の香りと麹の香りがみえます。
滋賀県高島市の「発酵」をテーマにしたアンテナショップ「かもす家」で購入、「米乳百楽(べいにゅうはくらく)」。米粉で作った乳酸菌飲料です。
滋賀県が世界に誇る発酵食品「鮒ずし」。琵琶湖で採れた鮒と炊いたご飯を漬け込んで作ります。すっかり漬かったあとの乳酸発酵したご飯部分が「鮒ずしの飯(いい)」です。「米乳百楽」はその「飯」から分離した乳酸菌を使った乳酸菌飲料です。
上立ち香は酸味を連想させる鮒ずしの飯の香り、その奥からほのかに米の香りと麹の香りがみえます。
口当たりはまろやかだが、それを感じるのは一瞬です。その後レモンのような強い酸味(でも爽やかさは少なめ)が舌を刺します。口に含むと口腔にヨーグルトのような香りが漂い、喉ごしで米っぽさを感じたあと、まだ残る酸味でいい切れ味。そして鮒ずしの飯(いい)の独特の香りが残り香に。鮒ずしや飯寿司などの発酵食品が好きな方はこのコクのある香りを楽しむことができるでしょう。
好きな味だし、おいしいけど、人を選ぶかな〜。と思ってラベルをよく見たら…
「あまりおいしくありませんが」との但し書きが!そんなこと言わないで、もっと自信を持って!と思わず叫んでしまいました。滋賀らしい謙虚さであります。
原材料名の欄はシンプルで安心感がありますね。