秋鹿 純米酒 八反錦 日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉「荒木町ろっかん」にて、最初はひとりで一杯。大将おすすめのお酒は「秋鹿」でした。
(2016年9月17日)
「荒木町ろっかん」にて、最初はひとりで一杯。大将おすすめのお酒は「秋鹿」でした。
秋鹿、八反錦、速醸。70%精米、901号
かすかな上立ち香は柑橘と白玉粉。
柔らかく軽やかな口当たり、穀物粉、でんぷん感のある柔らかなアタックの後に舌先に感じる細く鋭い酸味、柑橘っぽいが柑橘にはなく細やかさ。
軽やかな口当たりのままさっと切れ、強い酸味がじわーっと口腔を上がる。同時に洗練されたでんぷん香がついて行く。日本酒らしい苦味とうま味の余韻も楽しめる。温度が少し上がると、ミルク飴のような優しい甘味も感じられました。
秋鹿の速醸、はじめて飲んだかもしれない。
ラベル情報
- 商品名: 秋鹿
- 醸造元: 秋鹿酒造(大阪府豊能郡)
- 醸造年度: 2015BY
- 原料米: 八反錦100%
- 精米歩合: 70%
- 酵母: 901
- アルコール度数: 17
- 日本酒度: +6
- 酸度: 2.0
- アミノ酸度: 1.2
- 瓶詰め: 28.4
- 杜氏: -
- その他情報: 速醸、醪日数 22、仕込み第67号、槽搾直汲、2016年4月上槽
このあと待ち人来たる。テイスティングメモを取れないほどに話が弾みました。そして、こんなお酒たちを楽しみました。