梅乃宿 奈良流五段 露葉風 純米吟醸|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉江戸時代初期の技法「奈良流」を復活させて造った酒です。一般的に3回に分けて原料を仕込む「三段仕込み」で酒は造られますが、この酒は五段仕込みです。
平安日本酒フェスティバルにて。
江戸時代の技法を復活
梅乃宿の「奈良流五段」。江戸時代初期の技法「奈良流」を復活させて造った酒です。日本酒は、一般的には3回に分けて原料を仕込む「三段仕込み」で造られますが、この酒は五段仕込みです。
江戸時代初期の『童蒙酒造記』のレシピをベースにしており、三段目を3回に分ける仕込方法です。添・踊・仲・留1・留2・留3のように6日間で仕込みます。
カスタードクリームのような濃醇な香味
丸く爽やかな食感。ライチの香り。カスタードクリームの香り。カシューナッツの香り、ややカカオの香り。ザラメの香り。丸い甘味と強い酸味、苦味を感じます。
後味は強い酸味。粉砂糖のような甘味。苦味がキュッとしまる。余韻にカシューナッツの香り、ザラメの香り、あんずの香りが口の中を上がります。
(テイスティング日: 2017年9月3日)
ラベル情報
- 商品名: 梅乃宿 奈良流五段 露葉風 純米吟醸
- 醸造元: 梅乃宿酒造(奈良県葛城市)
- 原材料: 米(国産)、米こうじ(国産米)
- 醸造年度: -BY
- 原料米: 露葉風100%
- 精米歩合: 60%
- 酵母: -
- アルコール度数: 17度
- 日本酒度: -
- 酸度: -
- アミノ酸度: -
- 製造年月: 2017-08
- 杜氏: -
- その他情報: 江戸時代初期の技法「奈良流」を復活させ仕込んだお酒
- 商品ページ: -