竹鶴 純米清酒 秘傳|日本酒テイスティングノート

〈日本酒レビュー〉お風呂感があるお酒です。温泉に入ってじわりとあたたまるような気分になります。

竹鶴 純米清酒 秘傳|日本酒テイスティングノート

「竹鶴 純米清酒 秘傳」は1970年リリースの息が長い商品。ラベルの「竹に鶴」の画は横山大観によるもの[1]

全体的にゴツゴツとした印象でここちよい苦味が際立ちます。「お風呂感」があるお酒で、温泉に入ってじわりとあたたまるような気分になります。

60度くらいの燗酒でいただきました。淡い山吹色、いい色です。

平盃を口に含みます。甘味、酸味が来て、米を感じさせる熟感のある香りが広がります。ウエハース、ミルクチョコ、スキムミルク。余韻が力強く、記憶に残りました。苦味とアルコールの刺激、ミルク飴の余韻、ミネラル感。

酔ってから飲むと(酔っていたのですが)、よい酒です。口に含むとグワーンと多幸感がやってきます。酔と香味の厚みを同時に感じるお酒です。

竹鶴 純米清酒 秘傳 とアテ

写真のアテの中で、とても濃厚なあん肝によく合いました。醤油との相性もよい酒ですので、醤油を活かした料理と合わせるのがよいでしょう。うま味の相乗効果が狙えます。

(テイスティング日: 2018年10月1日)

ラベル情報

商品名竹鶴 純米清酒 秘傳
醸造元竹鶴酒造(広島県竹原市)
特定名称純米酒
原材料米、米こうじ
酒造年度-BY
原料米八反錦
精米歩合70%
酵母-
アルコール度数15-16度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月2018-03
杜氏-
その他情報-
商品ページ-

竹鶴 純米清酒 秘傳


  1. 竹鶴 純米酒「秘傳」(ひでん) 1.8L|幸せの酒 銘酒市川 ↩︎