それは、 ある出会いから始まりました。〈伏見帖〉 2011年の秋、京都市内にある居酒屋「んまい」で日本酒を造る職人さんと出会いました。 伏見の酒蔵、北川本家で酒造りをする蔵人の中村さんと杜氏の田島さんです。蔵人とは酒 造りの職人、杜氏とは彼らを束ねるリーダーのことです
伏見の酒造りはオープンマインド〈伏見帖〉 (これは、伏見の酒蔵北川本家の杜氏、田島さんにお伺いしたお話を元にまとめたもので、わたしのマチオモイ帖2015に出品した「伏見帖」のために書き下ろした文章です。) いま、全国には1500近くの酒蔵があります。酒どころと呼ばれる酒蔵が集まった地域は、伏見以外にも兵庫県の灘や広島県の西条などが有名です。 全国から酒造りの技術が結集 伏見は全国から米と技術が集まってできた酒どころです。これは他の場所にはない特徴です。ふつう酒蔵は水どころ、米どころに多く作られています。伏見は水資源に恵まれているものの、周辺で米が十分収穫できない状態でした。また、杜氏もいろいろな地方からの出稼ぎが主で、地元の杜氏はいませんでした。 そんな中、全国から米を集め、杜氏を集め、酒造りを競い合ってきた歴史があります。丹後、丹波、但馬、越前、広島、南部、能登などを本拠地にした杜氏の集団があって、それぞれ独自に技術を発達させてきました。伏見では、違う流派の杜氏たちが切磋琢磨し合い、交流することによって酒造技術が発達しました。 杜氏同士の交流 杜氏の田島さんにお話をお伺いしている時、何度も他の酒蔵
美田根~地域と学生の協働プロジェクトによる酒造り~ 滋賀県長浜市田根地区の方々とMITを始めとする国内外の大学生との協働プロジェクトで生まれたお酒、「美田根」プロジェクト(Japanese Sake "Mitane")取組みについてのお話をじっくり聞かせていただきました。
滋賀県大津でのきき酒会に行ってきました! 日本酒とみりんを堪能 近江・滋賀県の日本酒を中心に全国のお酒を楽しめるきき酒会に行ってきました。「町家でお酒を楽しもう」イベントを一緒に運営している利き酒師の片桐さんのお誘いです。
町家でお酒を楽しもう!No.10 京の酒(京都開催日本酒イベントレポート) 「町家でお酒を楽しもう」イベント、おかげさまで10回目を開催することができました、今回のテーマは「京の酒」、京都府内の酒蔵さんのお酒を楽しみました。