伏見

兵庫県の灘と並ぶ日本の二大酒処の一つ。2km四方に20あまりの酒蔵が密集している。
伏見 Sakezo's Bar 2011 日本酒テイスティングノート 1

伏見 Sakezo's Bar 2011 日本酒テイスティングノート 1

(2011年10月6日) 都鶴酒造 都鶴 純米吟醸。酸味が特徴。 京姫酒造 京姫 山田錦 大吟醸 匠。舌ざわりがまるくてフルーティー。早めにやってくる後味。 招徳酒造 純米吟醸 美月。18の乙女の耳たぶのように柔らかい舌触り。あとからやさしく、じわっとくる力強くはないが主張のある色香。 山本本家 神聖 ひやおろし 純米酒。俺好みの辛口。品の良いおじいちゃんのような香り。口どけが良いが、力強いアフターバーン。 齊藤酒造 英勲 秋上り吟醸酒。軽くてさらさらしてるけど、あとからくる酸味が心地よい。
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇

あとがき〈伏見帖〉

「伏見帖」はたくさんの方々のお力をいただいてつくり上げることが出来ました。 伏見のお酒を教えてくれた京都の居酒屋「んまい」のみなさん。そこで出会って蔵開きにお誘いいただき、その後も大変お世話になった田島さん、中村さん。酒蔵体験をさせていただいた北川本家の北川社長と蔵の方々。伏見の散歩の楽しさを教えていただいた伏水きたせ昆布老舗の北澤さん。「伏見と酒造りをテーマにしたい」というアイデアの実現に力をくださり、素敵なデザインをしてくださったデザイナーのmocoさん。本当にありがとうございました。 この「伏見帖」を出発点として、これからも、酒造りで積み重ねられてきた歴史、たずさわる人々の思い、酒どころ伏見の魅力を伝えていきたいと思います。 参考文献 * 藤本昌代・河口充勇,2010,『産業集積地の継続と革新 —京都伏見酒造業への社会学的接近—』文眞堂。 * 国税庁課税部酒税課, 2014,『平成26年3月 酒のしおり』 国税庁課税部酒税課。 * 独立行政法人酒類総合研究所, 2008,『醸造に学ぼう 発見!微生物の地から』 独立行政法人酒類総合研究所。 * 独立行政法
日本酒コンシェルジュ Umio 江口崇