日本酒コンシェルジュ通信メルマガNo.12

酒をめぐる旅の魅力とテイスティング・ワークショップのご案内

Sakeの旅

8月は夏休みを利用して、弥彦(新潟県)・藤枝〜静岡〜磐田(静岡県)・鶴岡(山形県)・名古屋(愛知県)・塩尻(長野県)・香取(千葉県)・東京と、酒をめぐる旅をして過ごしました。土地の酒をその場所で味わい、多くの方と酒造りや農業そして酒文化について対話することができました。

地域には魅力があふれています。その魅力を見出すのは旅人の役割ではないか、と感じた旅でした。

#umioのsake旅 というハッシュタグで長文インスタを投稿しています。ぜひご覧ください。

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◯ 記事ピックアップ

🍶 世界のSaké、その未来〈盃のあいだ nº26〉
海外で飲まれる日本酒、海外で造られる日本酒(Sake)。
日本の外での日本酒醸造所が急激に増えています。世界の醸造所を訪ね、国内外のたくさんの方との対話を重ね、日本酒がこれからどのようにグローバル化をすすめ、「世界酒」となるかを考えました。

◯ テイスティング・ノートから

日本酒コンシェルジュ通信のメインコンテンツ、「日本酒テイスティングノート」からピックアップ。きき酒コメントとそのお酒のストーリーをお伝えします。

🍶 一ノ蔵 Madena
マデイラ・ワインの製法を応用した、温泉で加温熟成されたお酒


🍶 日の丸 生酛純米大吟醸 Hinomaru Kimoto Junmai Daiginjo “30 Grains”
復活米「日の丸」を使った、バランスのよい味わいのお酒

🍶 真稜(しんりょう)純米大吟醸
フルボディで豊かで複雑な香り
 

◯ きき酒ワークショップのご案内―ローカル・サケ・キャノンボール

地域など色々なくくりで酒を選び、グループでテイスティングするワークショップ、9月のテーマは「ノン酒米酒」、酒造好適米以外の原料米を使った酒をブラインド・テイスティングします。

〈9月25日19:15-〉29 ノン酒米酒
〈9月28日13:30-〉30 ノン酒米酒 土曜編

9月25日は夜、28日は昼間の開催です。奮ってご参加ください。京都市内の開催です。

よく磨いた酒米で造る酒が長い間メインストリームでしたが、いま、様々な地元の米を使った多様性のある酒に向かっていると感じています。これが企画した理由です。


このイベント「ローカル・サケ・キャノンボール」はグループ・テイスティングを実践しています。

グループでテイスティングすることで、酒に対する五感の解像度が上がり、表現力が豊かになます。また、他者の感覚と自分の感覚を見つめることで、味覚に対する感性が高まります。そして、より楽しく豊かな人生を送ることができるでしょう。そのような場を参加者の皆さんに提供したいと考えています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。今後とも日本酒コンシェルジュ通信をよろしくお願いいたします。
ご質問・ご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。

日本酒コンシェルジュ Umio こと江口崇 拝