近江名産 桑酒|みりんテイスティングノート

滋賀県北部、木之本の山路酒造が造る桑酒。伝統的な製法の本みりんに桑の葉を漬け込んだ焼酎を加えたリキュール。アルコール度数は14.5度。一般的な本みりんよりは甘味は少ないです。

近江名産 桑酒|みりんテイスティングノート

滋賀県北部、木之本の山路酒造が造る桑酒。伝統的な製法の本みりんに桑の葉を漬け込んだ焼酎を加えたリキュール。アルコール度数は14.5度。一般的な本みりんより甘味は少ないです。

山路酒造のある木之本では、かつて養蚕が盛んで辺り一面桑畑だったそうです。山路酒造は創業時より桑酒を作っています。養蚕が盛んな地域ではよく桑酒が造られていたそうですが、今ではここでしか造っていないとのこと。

原料のみりんは冬の間に仕込み、6ヶ月後に搾ります。そこに桑の葉を漬け込んだ焼酎を加えて造ります。宿場町だった木之本では、荷物を運ぶ人々は旅人たちのエナジードリンクとして桑酒が飲まれていたそうです。

👉 山路酒造 桑酒

外観はやや緑がかった山吹色。

しっかりとした甘味、苦味。はちみつの香り。桑の葉の香りはハーブ、薬草のようで体に良さそうな印象。

甘味の強さに反して切れがよく、余韻は長い。蜂蜜の香りと桑の葉の薬草のような香りが残る。

50度位の燗にして、甘さを抑えてもよいかもしれない。

(テイスティング日: 2018年6月13日)

ラベル情報

  • 近江名産 桑酒
  • 〈醸造元〉 山路酒造(滋賀県長浜市)
  • 〈仕込み水〉 -
  • 〈原料米〉 -
  • 〈精米歩合〉 -%
  • 〈特定名称/種別〉 リキュール
  • 〈アルコール度数〉 14-14.9度
  • 〈原材料〉 もち米・米麹・桑葉・醸造アルコール・五加皮・桂皮
  • 〈製造年月〉 30-05

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