聚楽第 吟醸 あらばしり|日本酒テイスティングノート

〈日本酒レビュー〉京都の酵母「京の琴」を使った、佐々木酒造の「聚楽第 あらばしり」。新酒らしい若々しさと華やかな香りを楽しみました。

聚楽第 吟醸 あらばしり|日本酒テイスティングノート

佐々木酒造の今年の新酒「聚楽第あらばしり」、今年の新酒です。

弊社が入居する京都リサーチパークのクリスマスパーティーの乾杯酒としていただきました。京都オリジナルの酵母「京の琴」を使ったお酒です。その「京の琴」を開発した京都市産業技術研究所の廣岡さんからお酒の説明がありました。

👉 10年後のトレンドを見越して日本酒の酵母を開発する〜京都の酒造りを技術で支える京都市産業技術研究所〜 (「京の琴」を始めとする酵母の開発についてのインタビュー記事)

京の琴について説明する廣岡さん

フレッシュ! 若々しい! 新酒らしい!

フレッシュで若々しい、新酒らしい味わいです。

新酒らしくアタックは強いです。テクスチャーはまろやか。透明感のある氷砂糖のような甘味のあと、やや爽やかな強い酸味が広がります。新酒ならではの、やや強い苦味とアルコール感。そんなに強くはないが華やかな香り。リンゴ、和梨、ローズマリー、飴、白玉粉の香り。さっと切れ、余韻はやや長めです。アルコール感と白玉粉の香りが残ります。

旨味もあるので、1ヶ月ほど置いて、落ち着いた後は、キノコのソテーやオムレツにも合うでしょう。でもいまは単独で若々しさと荒々しさを楽しみたいお酒です。

聚楽第あらばしりと冷菜

(テイスティング日: 2017年12月13日)

ラベル情報

商品名聚楽第 吟醸 あらばしり
醸造元佐々木酒造(京都府京都市上京区)
特定名称吟醸酒
原材料米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
醸造年度-BY
原料米-
精米歩合60%
酵母京の琴
アルコール度数17度
日本酒度-
酸度-
アミノ酸度-
製造年月-
杜氏-
その他情報-
商品ページhttp://jurakudai.com/syohin/

聚楽第 吟醸 あらばしり 裏ラベル