GO-SHU 豪酒 純米|世界のSakéテイスティングノート
〈世界のsakéレビュー〉オーストラリアで醸された酒。燗にするとおいしい、米の香りを楽しめます。
オーストラリアで醸されるSaké
オーストラリアで「豪酒」(Go-shu)を醸すサン・マサムネ社は、1996年に伊丹の小西酒造などの日本企業とオーストラリア企業の合弁企業として設立されました[1]。背景には、オーストラリアでの清酒の需要と、1905年に移民した愛媛県松山市の篤農家、高須賀穣が始めた稲作があります[2]。現在では、ジャポニカ米の中粒種が生産量の8割を占めています。
米を感じる酒
米のニュアンスを感じる酒です。冷やすと、ややシャープな印象。ミルク飴やカッテージチーズなど米や乳酸菌由来の香りと、ゆりのようなフローラルな香りが楽しめます。温めると、やわらかさと米のニュアンスが上がり、余韻も長くなります。温めて飲むのをおすすめします。
2019年4月13日に大阪で開催された Sake World Cup にて。
テイスティングコメント
ちょっと冷やした、12〜3度の温度帯で。ややシャープな印象。米の甘味、ミルク飴やカッテージチーズの香り。ゆりのフローラルな香り。やや、熟成を感じる蜂蜜の香り。丸くて少しミルキーな印象。余韻に酸味が心地よい。
50度くらいの燗酒。やわらかく、蜜のニュアンス。温めるとよくなる。香りが出てくる。アプリコットの香り。その奥に白玉粉の香りなど、白い米のニュアンスがある。余韻はやや長い。
(テイスティング日: 2019年4月13日)
ラベル情報
- GO-SHU 豪酒 純米
- 〈醸造元〉 Sun Masamune Pty Ltd(ペンリス(オーストラリア))
- 〈仕込み水〉 -
- 〈原料米〉 -
- 〈精米歩合〉 -%
- 〈特定名称/種別〉 -
- 〈アルコール度数〉 15度
- 〈原材料〉 -
- 〈製造年月〉 -
- 〈その他情報〉 Kosher rated