扶桑鶴 純米吟醸 雄町|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉ほのかに山吹色。いい色です。軽やかに口に入ってくるが、酸味が主体の濃醇なお酒です。
50度くらいの燗酒でいただきました。ほのかに山吹色。いい色です。
軽やかに口に入ってくるが、酸味が主体の濃醇なお酒です。
口に含むとふわっと軽やか、酸味と甘味がぐっと来て、あゝ濃いなあ。そして「うまい!」と思わずニヤついてしまう酒。乾燥した柑橘ピールの香り。蒸した米の香り。後口の、きゅっと締まる感じはフキのよう。そのままよく切れて余韻にはうま味と、いちご、ミルク飴の香りが長く滞在します。
酒の酸味が牡蠣の味を支えます。殻に残った汁とは旨味が相乗効果でぐっと上がります。
燗酒を頼むと、和らぎ水は白湯なのです。燗酒と同じ暖かさ。素敵な心遣いです。
埼玉・浦和の「和浦酒場」にて。
(テイスティング日: 2018年7月31日)
ラベル情報
商品名 | 扶桑鶴 純米吟醸 雄町 |
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醸造元 | 桑原酒場(島根県益田市) |
特定名称 | 純米吟醸酒 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
酒造年度 | 28BY |
原料米 | 雄町(岡山産)100% |
精米歩合 | 55% |
酵母 | 協会7号 |
アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | +7.5 |
酸度 | 1.7 |
アミノ酸度 | 1.7 |
製造年月 | 30-05 |
杜氏 | - |
その他情報 | - |
商品ページ | - |