大信州 超辛口 純米吟醸 生|日本酒テイスティングノート
〈日本酒レビュー〉柔らかく、爽やか。 杏、メロン、米の香り。切れがよい。白身魚のお造りとよく合いました
地元産の酒米「ひとこごち」を使った、やや香りが高く、爽やかな印象のある日本酒です。
外観は淡いイエロー。とろりとしたテクスチャー。やわらかく、爽やかな第一印象。軽やかな甘味とやや太い酸味。その後うま味が広がり、酸味もとどまっている。きゅっと切れて、強い苦味を感じる。アルコール感が舌にやや残るが心地よい。余韻はやや短めで白玉粉のような上品な米のニュアンスを感じさせる。
上立ち香はメロン。香りはやや高い。口中香はあんずやメロン、その奥から白玉粉、やや炊いた米。そしてすだち、ミカン、青草、ややカシューナッツの香り。
「超辛口」とありますが、テクスチャーのまろやかさと生酒らしい広がりのある味わい、そしてメロンの香りであまり辛くは感じません。
お造りと合わせました。白身魚と合いました。
馳走いなせやにて。
(テイスティング日: 2017年9月26日)
ラベル情報
- 商品名: 大信州 超辛口 純米吟醸 生
- 醸造元: 大信州酒造(長野県松本市)
- 特定名称: 純米吟醸酒
- 原材料: 米(国産)、米麹(国産米)
- 醸造年度: -BY
- 原料米: 長野県産契約栽培米ひとごこち100%
- 精米歩合: 59%
- 酵母: -
- アルコール度数: 16度
- 日本酒度: -
- 酸度: -
- アミノ酸度: -
- 製造年月: 2017-05
- 杜氏: -
- その他情報: 蔵出年月 2017-09
- 商品ページ: -
製造年月(瓶詰め年月)のほか、蔵出年月も表記されているのがよい。