楽しくお酒を飲むための5つの心がけ
日本酒イベントを始めて5年、日本酒コンシェルジュ活動を始めて1年。飲酒生活を振り返って、普段からお酒を楽しく飲むために気をつけていることをまとめました。
日本酒イベントを始めて5年、日本酒コンシェルジュ活動を始めて1年。飲酒生活を振り返って、普段からお酒を楽しく飲むために気をつけていることをまとめました。
1. 精神状態のいい時に飲もう!
ショックな事があった、厭なことがあった、憂さ晴らしをしたい、元気が出ないからガソリンを補給したい。こんな風にお酒を飲んでもいいことはありません。どんどん深みにはまるだけです。
お酒を飲む前に、自分の精神状態をチェックしましょう。そして、「いま、ハッピーだ!」と思える時にお酒を飲んで楽しみましょう。
ただし、悲しみに打ちひしがれて心に擦り傷がいっぱいの時に、ひとりで利き酒をすることはおすすめ。普段より感覚が敏感になっているので、繊細な香りや味を見ることができるからです。
2. 一緒にいて楽しい人と、心地よい環境で飲もう!
お酒を楽しむためには「環境」が大事。「気持ちいいな」と思える安心できる場所で、一緒にいて楽しい人とお酒を楽しむようにしましょう。苦手な人と飲むのは避けましょう。
お気に入りの飲み屋を普段から探しておいたり、宅飲みするときの照明やテーブルコーディネートの工夫をしたりすることもおすすめです。
3. ほろ酔いでやめておこう! 休肝日を作ろう!
とにかく適量。おじいさん・おばあさんになってもおいしくお酒を飲み続けるために、体をいたわりましょう。
ほろ酔いで止めておくことはもちろん、休肝日は週の半分以上設定することも大切です。
4. 料理と合わせて飲もう!
とくに日本酒は、料理と合わせることが醍醐味。お酒と料理とのペアリングでミラクルが起きることもあります。組み合わせを楽しみましょう。
また、お店ではお酒と料理の組み合わせを考えてサーブされています。「このお酒とこの料理を合わせたのはどうしてだろう」「どんな心遣いがこめられているのだろう」と思いを巡らせながら楽しむのもいいですね。組み合わせた理由など、知りたいことがあったら、お店の人に聞いてみるのも良いでしょう。そして、「いい」と思った組み合わせがあったときは、そう伝えましょう。
私は、お店に行ってお酒を飲むのは、こういったことを楽しむためだと思っています。お酒と料理を出す人と飲んで食べる人のコミュニケーションを楽しみたいですね。この「コミュニケーション」とは、話すことだけではなく、サーブすること、それを味わうことだけでもいいのです。
5. 一緒に飲む人をエンターテインしよう!
イベント以外ではひとり飲みが多いですが、時には何人かと一緒に飲みに行くことがあります。そんなときは、一緒に飲む相手をとにかくもてなす、エンターテインすることを心がけています。
「とにかく楽しんでもらおう」「日本酒との出会いで感動とまでは行かなくても、何か心に残ることを体験してもらおう」こう思ってお店を選んだり、注文するお酒や料理を考えたりしています。
私の場合、ついアツくなって語ってしまう傾向があるので、飲み会の前には「一緒に飲む人の話を100%聞こう!自分が話すのは0にしよう!」と決意します。そうすると、だいたい、聞く・話すが半々くらいになります。