町家でお酒を楽しもう!No.21 酒蔵の様々な技を楽しむ 一ノ蔵(京都開催日本酒イベントレポート)
肩肘張らずにおいしい日本酒を楽しむ会「町家でお酒を楽しもう!」、会場の町家スタジオ改修のため3ヶ月間のお休みをいただいていましたが、おかげさまで21回目を開催することが出来ました!テーマは「酒蔵の様々な技を楽しむ」、宮城県の一ノ蔵さんのお酒をラインナップに揃えました。
(2014年5月28日開催)
肩肘張らずにおいしい日本酒を楽しむ会「町家でお酒を楽しもう!」、会場の町家スタジオ改修のため、3ヶ月間のお休みをいただいていましたが、おかげさまで21回目を開催することが出来ました!
今回のテーマは「酒蔵の様々な技を楽しむ」、宮城県の一ノ蔵さんのお酒をラインナップに揃えました。
写真左から、銘柄の説明です。
- 発泡清酒 すず音
- 無鑑査本醸造 辛口
- 蔵の華 特別純米生原酒
- 純米吟醸 蔵の華
- 特別純米酒 松籟
- 特別山廃純米酒 円融
発泡清酒の「すず音」は甘味と酸味のバランスがよく、とてもお米だけで造ったとは思えないような味わいでした。日本酒が苦手、という方にも、ここから入っていけば日本酒ファンになってもらえるかなと思いました。
「無監査」は、かつて特級、1級、2級と、日本酒が酒税で等級付けされていた時代にあえて等級の監査に出さなかったというお酒です。監査に出さないと自動的に2級酒となります。「安酒」とのイメージがついてきてしまいます。
一ノ蔵さんは「酒を鑑定するのは消費者」というポリシーで、おいしい酒を安く飲んでもらうためにこうしたとのことです。しびれる姿勢ですね。かっこいいですね。飲んでみようと思いますね。
「無監査を燗にしたらうまいのではないか」と急遽、澗にしてみました。
45度前後と55度前後で味わってみたのですが、参加者の方から「45度のほうが良かった」「温度によってこんなに味わいが変わるなんて」といろいろなご感想をいただき、盛り上がりました。日本酒は温度で楽しめるので奥が深いですね。
いろいろな飲み方、人による好みの違い、そういったものを参加者の皆さんはお互いに尊敬し合いながら楽しんでいらっしゃる様子を見て、会を開催してよかったなあとうれしい気持ちになりました。
久しぶりの開催でしたが、スタッフ一同おもてなしが出来てうれしく思っています。来月からも毎月開催していきますので、よろしくお願いします。
「町家でお酒を楽しもう!」では毎月、さまざまなテーマで日本酒のイベントを開催しています。参加方法・最新情報はFacebookページをご覧ください。
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