The Japanese Saké Bible がスウェーデンのノーベル博物館で展示されます

2021年の夏、The Japanese Saké Bible がスウェーデンのノーベル美術館で展示されます。

The Japanese Saké Bible がスウェーデンのノーベル博物館で展示されます

この夏、The Japanese Saké Bible がスウェーデンのカルスゴーガ(Karlskoga)にあるノーベル博物館で展示されます。展示期間は2021年の夏。7月17日からアルフレッド・ノーベルの誕生日10月21日までの4ヶ月間となっています。

これは、グルマン賞(Gourmand Awards)の25周年を記念して開催されるもので、世界最高のセレクションとして、世界50カ国のグルメ本や料理本が展示されます。

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The Japanese Saké Bible を手にするキュレーター、ペレ・アーゴレアリウス(Pelle Agorelius)さん(撮影: Ewa Hector Agorelius)

グルマン賞は、1995年にエドゥアルド・コアントロー(Edouard Cointreau)氏によって設立され、世界の食文化・飲酒文化に関する書籍を表彰しています。日本の書籍では、食文化部門で栗原はるみの "Harumi's Japanese Kitchen" など9冊が受賞しています。

The Japanese Saké Bibleタトル出版)は「飲料文化部門 2021(Drink Culture, Best of the World, 2021)」で受賞しました。"Japanese Whisky" など日本文化を世界に紹介する書籍を多数執筆しているブライアン・アッシュクラフト(Brian Ashcraft)さんと日本酒コンシェルジュの江口が取り組みました。世界中の飲み手、日本酒・日本文化ファンから造り手までをターゲットに、歴史・酒造り・農業・酒の個性と地域性、そして100を超える銘柄のテイスティング・ノートで構成された、実証的で引き込まれる内容の本です。たくさんの蔵元、造り手、酒販店、飲食店、そして研究者の方々にご協力をいただき、世に出すことができました。ぜひ手にとっていただき、また、お知り合いの方におすすめいただければ幸いです。