日本酒レビュー・テイスティングノート 亀の尾らしいシャープさ「不老泉 山廃仕込 純米吟醸 亀の尾 無濾過生原酒」日本酒テイスティングノート 〈日本酒レビュー〉亀の尾らしいシャープさが僕の好物の豚の脂身とマッチ。飲みながら、酒には単純な地域主義より尊いものがあると気がついた。
活動報告 オンライン日本酒イベント「日本酒うんちく手帖」No.31と33 酒と地域主義、No.32 忘年会 イベントレポート 「オンライン日本酒うんちく手帖」、日本酒の地域主義をテーマに対話しました。そして忘年会!
盃のあいだ 世界のSaké、その未来〈盃のあいだ nº26〉 すでに、sakéは日本だけのものではありません。日本の「國酒」であると同時に「世界酒」なのです。海外でイノベーションが起こり、日本に逆伝播してsaké全体がダイナミックに発展するでしょう。
活動報告 ローカル・サケ・キャノンボールを続けてわかったこと 日本酒の地域性 2018 日本酒の地域性を探るワークショップ「ローカル・サケ・キャノンボール」を1年と2ヶ月実施して考えたことを綴ります。日本酒の地域性の本質は地元での循環づくりだと考えます。
Sake Competition 酒米農家と蔵元が一緒になって造った酒 SEN|Sake Competition 2018 純米大吟醸部門 2位 Sake Competition 2018 純米大吟醸部門で2位を獲得した「純米大吟醸 SEN」。酒米農家の名古屋さんと「白菊」廣瀬商店が一緒になって造ったお酒です。SENシリーズは「一圃一酒」というコンセプトで造られる酒。
Sake Competition ラベルデザイン部門1位「富久錦」稲岡敬之さんがラベルに込める思い|Sake Competition 2018 6月11日に開催された Sake Competition 2018 表彰式で「ラベルデザイン部門」1位を獲得した富久錦株式会社の代表取締役製造責任者、稲岡敬之さんにお話をお伺いしました。
活動報告 台湾大学で日本酒の地域性について発表をいたしました 2018年5月10日から12日にかけて台湾大学で開催された「アジア太平洋食農倫理会議(APSafe: Asia Pacific Symposium of Agricultural and Food Ethics Conference)」で、日本酒コンシェルジュUmio(こと江口崇)が日本酒の地域性について発表しました。
活動報告 「日本酒の地域性を探るワークショップ」についてお話しました 産学官民メンバーの異分野コミュニティ「関西ネットワークシステム(KNS)」定例会の大プレゼン大会で「日本酒テロワールキャノンボール」についてプレゼンいたしました。
イベントレポート 川鶴酒造で山田錦の田植え、そして山田錦おにぎり 2017 川鶴酒造の田植えイベントに参加。平年比で倍の割当で無心になって苗を植える。そして山田錦おにぎりと川鶴のお酒でおもてなしをいただきました。ここで育つコメを使って「Heart & Soul」が醸されます。
活動報告 日本酒の魅力を伝えるために〜日本酒ミニセミナー〜 2017年1月、インバウンド観光関連の事業をされていたり関心が高い方々のコミュニティーで「外国からのお客さんに日本酒の魅力をどのように伝えるか」についてお話をする機会をいただきました。 お話した内容から幾つかのポイントと、参加者の方との対話で気づいたことなどをお伝えします。 日本の食文化をあまり知らない方にどのように日本酒の魅力を伝えるか 日本酒についてどの程度知っているかは人によって違います。また、日本酒の原料である米を身近に生活しているかどうか、発酵食品のふんだんな食文化なのか、日本酒と同じ蒸留酒のワインに親しんでいるか、によって切り口を変えてくとよいでしょう。 何が魅力か 日本酒をどこまで知っているかに関係なく、日本酒の魅力を伝えるとしたら、私はこの2点を選びます。 1. 米、水、微生物だけで作られるアルコール飲料 日本での基本的な農作物、食料である米を作って造るお酒です。原料は米と水と微生物だけです。 日本酒がテキーラやジンと同じようなハードリカー、蒸留酒であると誤解されている方もいらっしゃいます。ワインやビールと同じように農作物を発酵させるだけで造った醸造酒だということを知ってもらいたいですね。 2. 味わいと香りの幅が広い 日本酒は幅広い味わい、バラエティに富む香りのあるお酒だということを強調したいです。やさしくて、強くて、繊細で、荒々しいお酒なのです。 いわゆる普通酒、ベースラインの品質のお酒を熱燗にして飲むスタイル。そしてワイングラスで香り高い吟醸酒を飲むスタイル。海外で日本酒といえばこの2つ(ほとんどは前者)であるといいます。それだけでなくもっと幅広い香りと味わいの日本酒があるということを知ってもらいたいです。 ワインの文脈で日本酒を語る 日本酒の飲み方、楽しみ方は食文化そのもので、歴史も深いです。でも、日本文化の外で日本酒を表現するには、ワインの文脈で語るのが伝わりやすいです。 もちろん、
活動報告 小さな酒蔵を消費者が支える、酒米クラウドファンディング 日本酒コンシェルジュ通信が応援しています、酒米クラウドファンディング。わたしたち消費者が酒米購入費用を通して酒蔵・酒米農家を支援するプロジェクトです。
日本酒コンシェルジュの本棚 世界の中の日本酒が垣間見える「カンパイ! 世界が恋する日本酒」映画レビュー 海外の方や日本酒にちょっと興味を持ったけどまだハマってない人を誘って観に行きたい映画です。いまの日本酒シーンと日本酒の魅力が、主役の方々の言葉、行間からにじみ出ています。彼らの熱意を受け取って日本酒の魅力に触れることができるでしょう。そしてそこからおいしい日本酒を楽しむという体験につながっていくのではないでしょうか。
イベントレポート 川鶴酒造で山田錦の田植え&バーベキュー!2015 香川県観音寺市の川鶴酒造さんで田植えイベントに参加。田植えのお手伝いのあとは川鶴の日本酒とバーベキュー。讃岐のおもてなしと地元愛を感じました。
インタビュー 8. 酒造りは一期一会|不老泉 上原酒造杜氏・横坂安男さんインタビュー となり町の安曇川にある「魚仁」に場所を移して、横坂さんのお話は続きます。ここは先代の山根杜氏もよく使っていたお店です。 酒造りは一期一会 最初に入った貴娘酒造では、五十嵐武明杜氏の酒造りと農業の「二刀流」に魅了され、岡山では山田錦を栽培する岡田徳行杜氏のもとで働き、その後千葉にある奥様の実家で米作りを始めた横坂さん。 そして、先代の山根杜氏に「お前の米を持って来い」と言われて醸したのが「不老泉 山廃純米吟醸 総の舞」。横坂さんは酒造りを通してずっと米と向き合ってきました。 横坂: 俺たちの仕事で何がうれしいかと言ったら、それは単純明快で、「1年でリセット」ということなんですよ。 お米で言えば、「27年産米は終わりました、来年は28年産米です」。 毎年違うんです。1年でリセットなんですよ。新しい米の出会いというのは、そこで初めてのもの。データはないですから。 そこでいいんじゃないですか、一期一会で。一期一会って裏を返せばリセットですよ。 次の世代に何を残せるか 横坂: でもやっていることの技術は常に向上するわけですよ。だから手強いほど、データがない中で、いまのどこの範疇に入るかで結果が出るわけです。同じものを繰り返していったら、つまらないわけじゃないですか。 毎年できる米は違うんです。リスタートです。一年一年命を削る、一年一年の子作り。その結果は気候に左右されます。半分はお天道さま。
インタビュー 10年後のトレンドを見越して日本酒の酵母を開発する〜京都の酒造りを技術で支える京都市産業技術研究所〜 京都市産業技術研究所のバイオ系チームでは、日本酒用の酵母の開発などで酒造りを技術で支えています。バイオ系チームの山本さんと廣岡さんに、どうやって酵母を開発するのかという話題から日本酒の未来まで、幅広いお話をお伺いしました。
コラム 「ネオ地酒」日本酒と地域性について 2015 地域性を重視して競争力を上げるというアプローチで生き残りをかける酒蔵が増えてきました。地元の米、地元の酵母を使う地域ブランディングの流れです。私はこれを昔からの「地酒」とは違う「ネオ地酒」であると考えます。